ごあいさつ


丸山社長

トップメッセージ

 1872(明治5)年に創刊された毎日新聞は、現存する日刊紙の中で最も古い歴史を持っています。これまで、数々の歴史的なスクープや調査報道、キャンペーン報道を積み重ねてきました。隠された事実を明るみにし、公平公正に事実を伝えることで、健全な民主主義社会を支え、人々の暮らしに役立ちたい。こうしたジャーナリズムの使命を根底に、これからも私たちは日本のメディア界をリードしていきます。

 毎日新聞社は大阪本社写真部の記者による写真「台風21号 関空大打撃」で、2019年度の新聞協会賞を受賞しました。高潮による冠水で黒々とした海水に覆われた関西国際空港、連絡橋に船体を打ちつけるタンカー。2018年9月、強風で揺れるヘリコプターの機内で、記者は一瞬のシャッターチャンスを逃さず、台風21号の被害の実像に迫る写真の空撮に成功しました。写真は海外の主要メディアにも次々と掲載され、世界中に災害の爪痕の深さを伝えました。

 日本の新聞界のグランプリである新聞協会賞ですが、毎日新聞社の編集部門での受賞はこれで4年連続です。これまでの受賞は計31回となり、日本新聞協会加盟社の中での最多受賞記録を更新しました。今後も、事実の核心に迫る取材力を磨き続けていきます。

 虚偽や不確かな内容を含んだ、あらゆる情報がネット空間を駆け巡り、瞬時に人々に伝わる時代になりました。そんな時代だからこそ、ジャーナリズムの役割は一層、重要になっていると確信しています。テクノロジーは一層進歩し、メディアの形もさらに多様になっていくと予想されますが、私たちは「ジャーナリズムの力」を信じ、デジタル時代にも必要とされる報道機関であり続けたいと思います。

 2022年には創刊150年を迎えます。優れたニュースやコンテンツを掲載した新聞をこれからも読者に届け、「デジタル毎日」を始めとするデジタル分野での新しい情報発信にも挑戦していきます。スポーツや文化の発展のために主催事業の魅力をさらに高めます。創刊150年以降を見すえ、ジャーナリズムを中核とした「トータル?ニュース?コンテンツ企業」として、新しい時代を築いていきます。

 

毎日新聞社企業理念

基本理念

毎日新聞社は、人間ひとりひとりの尊厳とふれあいを重んじます。生命をはぐくむ地球を大切にします。生き生きした活動を通じて時代の創造に貢献します。

基本理念を受け、毎日新聞社は以下の指針に沿って行動する。

指針

  1. 1.言論?報道?情報?文化企業として、読者をはじめすべての人々に個性的で質の高い商品を提供する。
    2.販売店、関連?協力企業と手を携えて毎日グループの総合力を高め、広告主などあらゆる取引先とゆるぎない信頼関係を築く。
    3.従業員の能力を開花させ、その生活を豊かにするとともに、株主の期待に応えて経営基盤の強化を図る。
    4. あらゆる事業活動において、ひとりひとりの人権とプライバシーを尊重し、性別、年齢、国籍、人種、民族、出身、思想、信条、宗教、疾病、障がいの有無、性的指向、性自認等による差別を行わない。
  2. 1991年10月制定
    2018年 2月改定

毎日憲章

  • 一.毎日新聞は言論の自由独立を確保し真実敏速な報道と公正な世論の喚起を期する。
  • 一.毎日新聞は全従業員の協同運営により社会の公器としての使命を貫徹する。
  • 一.毎日新聞は社会正義に立脚し自由、人権、労働を尊重する。
  • 一.毎日新聞は民主主義に則して文化国家の建設を推進する。
  • 一.毎日新聞は国際信義に基づき世界平和の確立に寄与する。
  • 1946年2月制定

毎日新聞社の環境理念、環境方針

毎日新聞社は1991年に提唱した企業理念に「生命をはぐくむ地球を大切にします」と明記し、業界でいち早く環境問題に取り組んできました。これからも地球環境保全に取り組み、環境パフォーマンスの継続的改善のため、環境マネジメントシステムを構築し、全役員と全従業員にこれを徹底し、継続的かつ効果的に、この環境マネジメントシステムを運用します。

環境理念

毎日新聞社は、より良い地球環境を未来に残すため、全社を挙げて環境保全に取り組み、地球環境問題を広く社会に伝え、報道機関としての企業責任を果たします。

環境方針

毎日新聞社は、時事に関する報道?論説を掲載する日刊新聞?出版物?ウェブサイトなどの制作、発行、販売、文化?スポーツイベントなど各種事業の企画?運営を通じて環境問題に取り組み、以下の活動を推進します。

  1. 1.事業活動、商品、サービスにより発生する環境への影響を常に考慮し、環境負荷の継続的改善及び汚染の防止に努めます。
    2.環境目的?環境目標を設定し、定期的見直し?継続的向上を図り、持続可能な社会の実現のために地球環境保全に取り組みます。
    (1)報道やイベントを通じた環境情報の発信に努め、市民の環境意識向上に貢献します
    (2)省資源、省エネルギー、リサイクルを推進し環境にやさしい社会の実現に貢献します
    3.当社の活動に関連する環境法規制及び当社が同意するその他の要求事項を順守します。
    4.この環境方針は全役員?従業員?グループ会社並びに当社に関係する幅広い人々に周知し、その徹底に努めます。
    5.この環境方針は広く一般に公開します。

2008年10月28日

毎日新聞社編集綱領

われわれは、憲法が国民に保障する表現の自由の意義を深く認識し、真実、公正な報道、評論によって国民の知る権利に応え、社会の公器としての使命を果たす。このため、あらゆる権力から独立し、いかなる不当な干渉も排除する。
われわれは、開かれた新聞を志向する。新聞のよって立つ基盤が広範な読者、国民の信頼と協力にあることを自覚し、積極的にその参加を求めていく。
この自由にして責任ある基本姿勢を堅持することは、われわれの責務である。このため、編集の責任体制を確立するとともに、民主的な運営をはかる。
新しい歴史の出発にあたり、われわれは、新たな決意のもとに社会正義に立脚して、自由、人権、労働を尊び民主主義と世界平和の確立に寄与することを誓う。
われわれは、ここに毎日憲章の精神と百余年の伝統を受け継ぎ、さらに時代の要請に応えるため、編集綱領を定める。

  • 表現の自由
  • 毎日新聞は取材報道、解説、評論、紙面制作など、編集に関するすべての活動に当たって、それが国民の表現の自由に根ざすことを認識し、すべての国民が、その権利を行使するのに寄与する。

  • 編集方針
  • 毎日新聞は、言論の自由独立と真実の報道を貫くことをもって編集の基本方針とし、積極果敢な編集活動を行う。また読者、国民との交流をすすめ、社内外の提言はこの基本方針に照らして積極的に取り入れる。

  • 編集の独立
  • 毎日新聞は社の内外を問わず、あらゆる不当な干渉を排して編集の独立を守る。この編集の独立は、全社員の自覚と努力によって確保される。

  • 記者の良心
  • 毎日新聞の記者は、編集方針にのっとって取材、執筆、紙面制作にあたり、何人からも、編集方針に反することを強制されない。

  • 主筆
  • 毎日新聞に主筆を置く。主筆は、編集の独立、責任体制、民主的な運営の責任者として編集を統括し、筆政のすべてをつかさどる。

  • 編集綱領委員会
  • 毎日新聞に編集綱領委員会(以下委員会という)を置く。委員会は、編集を直接担当する社員若干名で構成し、編集の基本にかかわることを取り扱う。毎日憲章および編集綱領の改変は、委員会の議を経る。委員会は、主筆の任免にあたって取締役会に意見を述べることができる。委員会は、社員から提議があった場合、これを審議する。委員会は、会議の結果を取締役会に文書で伝える。取締役会は、委員会の会議の結果を尊重する。

1977年12月制定

「題字」と「毎日の目」

毎日新聞社題字

毎日新聞社は1991年にCI(コーポレートアイデンティティ)開発導入を行い、題字、社章などを統一しました。そのコーポレートシンボルが、題字に示された「毎日の目」です。

目は情報を集め、行動の指針を与える重要な器官です。毎日新聞社は高度情報社会の中で、時代を読み取り、指針を与える「目」の役割を果たす企業でありたいと願い、「毎日の目」をシンボルマークとしました。 題字の色は現代の知性を代表する「インテリジェント?ブルー」です。


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